「自死予防対策として始まる弁護士との連携について(Ⅳ)-2017年度の活動報告-」
本論文では、弁護士が経験する相談者の自死について検討した。全国の弁護士230名を対象としてWeb調査を実施した。その結果、約半数の弁護士が相談者の自死を経験していることが示された。また、「債務」および「家族・親族関係」を主訴とする相談者が自死を完遂リスクが高いことが示された。pp.1-11若島孔文・小林智・平泉拓・高木源・三道なぎさ・小林大介・萩臺美紀・川原碧・坂本一真・塚越友子・二本松直人
東北大学大学院教育学研究科臨床心理相談室紀要 16