「SFBTワークシートの作成―短期的効果の検討―」
本論文では、解決志向短期療法のワークシートを作成し、その効果を検討した。ワークシートは 解決志向短期療法の特徴的な質問から構成された。大学生32名を対象に1週の間隔を空けて計2回の調査を行った(実験群:17名、統制群:15名)。その結果、解決志向短期療法のワークシートは、積極的な対処法略の減少や主観的幸福感の低下を抑制する可能性が示唆された。pp.139-152
東北大学大学院教育学研究科臨床心理相談室紀要 14