母子家庭の子どもへの父親役割 当事者団体による養育費調査からの考察
当事者団体が実施した養育費調査に調査票設計段階から関わり、以下の結果を明らかにした。子の父に対する役割として、政策上は経済的支援をする役割が求められていたが、量的調査では子どもの年齢が高くなるとともに,父親との関わり必要とする様子が明らかとなった。また、子どもの性別による違いをみたところ、上記の傾向は男子に多く見られ、父親の役割を経済的支援だけに絞らない支援のあり様を提起した。
東洋大学大学院社会学研究科福祉社会システム専攻 修士論文