開催概要は以下の通り。
令和6年1月1日「令和6年能登半島地震」が発災いたしました。被害の状況が少しずつ明らかになり、子ども達が置かれている現状がいかに過酷であることか、想像に難くありません。子ども達とかかわる大人達も同じく被災による影響が大きいということは、東日本大震災を経験した私たちは体験をとして感じているところです。
現在、宮城県内の小中学校では問題行動がみられる子どもが多く、不登校率、虐待相談件数も他の都道府県より高い数値を出しています。これは東日本大震災やコロナ禍による影響があると指摘されています。実際に子ども達の心と体にどのように影響をしているのか、災害時の子どもの心の理解と支援に対する研究を行っている先生方をお招きし、東日本大震災以降の子ども達を取り巻く現状について学びます。
東日本大震災発災による子どもへの第4の災害
宮城学院女子大学 足立 智昭氏
東日本大震災発災後の子ども・若者への社会福祉支援の課題
〜子どもの参加・意見表明権の観点から〜
東北福祉大学 清水 冬樹氏