児童相談所における児童心理司の専門性に関する研究(その1)児童相談業務に関するヒアリング調査
第63回 日本社会福祉学会秋大会
児童心理司に対するヒアリング調査結果を報告した。特徴的だったことは、児童福祉法に規定されていない児童心理司の研修の機会や費用は児童相談所によって違いがあり、場合によっては児童心理司が自己負担をしながら研修を受けていることが明らかとなった。また、一時保護所におけるアセスメントや障害判定が子どもに対するアセスメント力を高めることにつながっており、子どもと関わる機会を重要性が示唆された。 (共著者:今西良輔、有村大士、木村容子、永野咲、清水冬樹)