リエゾンゼミでは老年医学を学ぶことにより、高齢者の医療・福祉について理解を深めます。体験学習を多くし、特に認知症やACP(Advance Care Planning)の実際を学びます。医師以外の医療従事者が老年医学を学ぶことの意義は、老年医学がこれまで蓄積してきた多くの知識によって、高齢者の様々な側面を理解することができ、超高齢社会に順応した医療・介護活動ができるようになることです。また基盤教育科目として「百寿時代の老年医学」を2025年から開講し、高齢者の理解を医学的立場から深化させることを目指します。この教育を通じ、学生の意識がどのように変容するか、観察してゆきます。