母性看護学・助産学に関する学生教育

2019年度より母性看護学に関する演習や実習を中心に担当し，学生が講義や演習の内容を踏まえて臨地実習で効果的に学びを深められるよう指導した。特に，母性看護の対象者である母子を尊重・理解することの重要性を教材となる各場面において伝えるよう努めた。2020年度の新型コロナウイルス感染症拡大下で学内への入構が制限された際にも，自宅で新生児人形を用いた演習，演習動画の提出，紙上事例を用いた看護過程の展開等，工夫して教育実践を行った。2021年度より助産学実習も開始し，助産学に関する講義，演習，実習も担当した。臨床での経験も活かしながら．学生がより現場に近い形で演習できるように様々な事例を用いたトレーニングを行った。また助産学実習では学生が安全に分娩介助を行い，自己の課題を見いだし解決していけるよう指導した。