「ソーシャルワーク実践の質を向上させるための検討―『ケースワークの原則』をもとに―」
“The Casework Relationship”は「バイステックの7原則」として、社会福祉分野における実践者の行動指針として重要な位置づけがなされているが、現実の援助場面における万能薬とはいえない。本論文では本原則を適用する際の留意点と適用できない例外場面について検討し、例外場面における実践の手がかりとして「看護ジレンマ対応ガイドマップ」(小島通代 1997)を援用し、社会福祉分野での活用の可能性を提唱している。総p.9
日本福祉教育専門学校紀要