今後、小多機に従事する外国人介護人材を確保するためには、入職支援と定着支援が必要と考えられる。入職支援としては、小多機の特徴をわかりやすく広報し、外国人介護職員に対する認知度を高める取組等が必要であると考えられる。また、定着支援としては、「通い」、「泊まり」で経験を積んだ後に「訪問」の業務を行う等、外国人介護職員の能力に応じて段階的に業務内容を調整する取組等が有効であると考えられる。
「訪問」は「通い」、「泊まり」の業務と異なり、利用者と介護者が1対1で業務を行うため、他職員から指導を受けられる体制にない。そのため、連絡体制を整備することが重要である。また、外国人介護職員が「訪問」の業務に従事するには、日本文化の理解が重要となる。