「児童期男子の攻撃性と万能感に関する一考察-自分を大きく見せようとする男児との遊戯療法過程を通して」
日本心理臨床学会第33回春季大会(大分)
ワークショップ「プレイセラピーの基礎」(講師:篠原道夫/東洋英和女学院大学)にて事例提供を行った。報告した事例は,自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こしてしまう男児との遊戯療法過程であった。面接過程においてクライエントはセラピストを繰り返し攻撃し、絶えず優位な立場に立とうとしていた。児童期における攻撃性と万能感について面接過程を通して検討した。