「“主訴を持たない女子学生”に対する成熟を待つ中間領域的かかわりの実践とその力動的意義について-学生相談室の活動拡大に関する実践報告Ⅰ」
日本心理臨床学会第28回秋季大会(東京)
本発表は私立女子大学学生相談室における実践活動を通して学生の自己感を高め、学生自身が自らのペースで自分と向き合えるためにはどのような関わり、働きかけが重要かについて報告したものである。主訴を持たない学生への成熟を待ち見守る関わりによって、学生自身が自らと向き合い、自分の悩みを主訴として抱えられるようになる可能性について考察を行った。佐藤英美子、山本良