『県間産業連関表から見た被災地漁業の重要性と復興の方向性』(査読有)
作成担当者として携わった東北地域県間産業連関表を用いて、東日本大震災において甚大な被害を被った漁業が、他産業におよぼす影響を分析した。分析手法として仮説抽出法による数値的把握と、その可視化手法として産業ネットワーク図を導入しいた。分析により、被災地においての漁業の重要性とともに、関連産業、特に飲食料品製造業を核とした産業間ネットワークの重要性が浮かび上がり、地域における産業ネットワークに注目した一体的復興の必要性が明らかになった。pp.19-22
経済政策ジャーナル 第11巻第2号(通巻第72号)