外国人介護福祉士候補者の学習支援を実施している。主に、国家試験受験年度の候補者の国家試験対策を担当。介護福祉士国家試験の過去問題や模擬試験問題の分析を行い、出題傾向、試験対策の方法について他の介護専門家講師、日本語支援講師、研修担当者と協働してきた。外国人介護福祉士候補者の学習支援をしていく中で,気づきや工夫を要した。特にも,具体的に表現する必要性を痛感した。これは,外国人介護福祉士候補者の学習支援だけではなく,介護福祉士養成校の学生指導にも必要である。特にも,最近は,言葉だけでの教授で理解できない学生も多い。「みえる化」と「能動的な取り組み」は,学生の学習理解を促進するのではないか。筆者の担当した講義の中での取り組みから,介護福祉士養成教育に活かせる部分を明らかにする。