【せん妄、こんなときどうする?病棟・ICUで困るシチュエーションから学ぶ】 都立駒込病院における「せん妄ケアプログラム」の導入
せん妄は入院中の患者に一般的にみられる病態であるが、症状評価の困難さなどから、重症化してからリエゾンチームに依頼となるケースが多い。そのため都立駒込病院では、せん妄の早期発見と早期対応を目的としたDELTAプログラム(多職種によるせん妄初期対応プログラム)の取り組みとリエゾンチームによるせん妄の対応を行っている。今後は、本プログラムのさらなる充実を図るべく、多施設連携と検証を行っていく。P3474-3480野村 優子,木下 裕子, 武村 尊生, 赤穂 理絵
薬事 58巻16号