東京都立駒込病院では造血幹細胞移植においてもかねてよりチーム医療体制をとっている。神経科も1988年からサポートに加わり、自家移植を除く造血幹細胞移植患者全員を対象に移植前のスクリーニング面接を行ってきた。現在は年間100例を超える患者の移植を行っている。神経科の介入の最近の傾向について調査を行った。
神経科の介入に関しては、気分の不安定を示す患者への対応と同時に、厳しい身体状況にある患者への対応も求められている。より困難な治療に臨む患者の精神・心理的サポートは有用であると考えられる。
学会におけるポスター発表
抄録集 S-126 ページ掲載
大津晃子、青木裕子、武村尊生、木下裕子、輿石明子、五十嵐愛、大橋一揮、須田潔子.