その他

基本情報

氏名 武村 尊生
氏名(カナ) タケムラ タカウブ
氏名(英語) Takemura Takaubu
所属 総合福祉学部 福祉心理学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

『心理師の役割とスピリチュアルケアについて考える』

単著・共著の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

202310

発表学会等の名称

第29回 大学病院の緩和ケアを考える会総会研究会 シンポジウム 招待シンポジスト(東京 昭和大学)

概要

スピリチュアルペインを実存的苦痛と捉えた場合、演者のこれまでの臨床経験から、がん患者の一群には、セルフスティグマや社会的孤立、自己効力感の低下といった心理社会的問題が存在し、生きていく上での様々な困難感を抱えている者が多いと考える。従って、身体的ケアと並行し、精神心理的なアセスメントと、それに基づく対応が重要である。人は困難な状況に陥った際、他者との関わりを通じて回復に向かうことは既に広く知られており、それが可能となる支援が必要である。
 上記を踏まえ、他の医療職が心理的支援を行う際の留意点、心理学的支援を患者に勧める際のコツ、患者との良好な関係構築について述べた。
 更に、心理学的支援を患者が望まないままに心理専門職が紹介されてしまう事案も少なくないことについて触れ、公認心理師の支援者支援について平易な表現で解説を行った。