その他

基本情報

氏名 武村 尊生
氏名(カナ) タケムラ タカウブ
氏名(英語) Takemura Takaubu
所属 総合福祉学部 福祉心理学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「オピオイド使用障害に陥った長期がんサバイバーへの対応における心理専門職の役割」

単著・共著の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

202211

発表学会等の名称

第15回 日本運動器疼痛学会 一般演題(栃木県足利市)

概要


 がん,非がんを問わず,痛みの薬物療法におけるにオピオイド鎮痛薬(以降,オピオイド)の役割は重要となっている。しかし,オピオイド使用障害は患者の生活の質を著しく低下させる可能性がある。本報告では,オピオイド使用障害に陥った長期がんサバイバーの4例について考察し,心理専門職の果たした役割について報告する。
 何れの症例においても,初診時より臨床心理士による面接を開始,診察毎の面接も継続,不適切使用の背景についてアセスメントし,その対応にあたった。
 オピオイド使用障害に陥る患者では,心理社会的背景,特にスティグマ,社会的孤立といった問題を抱えていることが多く,それらの問題を把握し支援を行うために臨床心理士をはじめとした心理専門職の役割は大きいことを述べた。

 武村尊生,山口重樹,山中恵里子,椎名佐起子,木村嘉之,増田紗弓,藤井宏一