その他

基本情報

氏名 武村 尊生
氏名(カナ) タケムラ タカウブ
氏名(英語) Takemura Takaubu
所属 総合福祉学部 福祉心理学科
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「精神疾患に対するスティグマによるがん治療の難しさ ~統合失調症とがん治療の関係について~」

単著・共著の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

201911

発表学会等の名称

第32回 日本総合病院精神医学会総会 (岡山県 倉敷市)
ワークショップ4
講演

概要


 統合失調症患者が、がん等の重篤な身体疾患に罹患した際、標準的な身体治療が受けられないケースが(残念ながら)ままある。
 その要因として、
   ①患者が、治療上の指示に従うことができない/できないだろうと医療者や家族が思ってしまう。
   ②患者に十分な同意能力がない/ないだろうと医療者や家族が思ってしまう。
   ③医療者が、標準的な治療はできないだろうと思ってしまい、そもそも治療を検討・提示しない/家族も、そこまでしなくて良いと思ってしまう。
 こういった「思ってしまう」の根底には、各人の持つスティグマが、直接的/間接的に影響していると思われる。
 実際の症例を通して、治療方針決定に影響してしまうスティグマについて心理師の立場から検討を行った。