術中・術後におけるCefmetazoleの血中濃度の推移に関する検討」
宮筋腫で全身麻酔下で腹式子宮全摘出術を施行した14例(術中輸血群7例、非輸血群7例)にCefmetazole2gを術中及び術後3日目にone shot静注し,血中濃度・尿中回収率を比較検討した。血中濃度は有意な正の相関を示し、輸血の有無に有意差はなく、尿中回収率においても有意差はなかったことが確認された。pp.1009-1015千村哲朗,吉村由紀子,森崎伸之
『産婦人科の世界』 第38巻 第10号