市型保健所の立場から、仙台市の特定健診・特定保健指導の取り組みと現状及び課題について報告した。
仙台市は、平成18年度に国保対象者の基本検診受診結果を分析し、平成19年度に特定保健指導モデル事業を実施し、市医師会と検討を重ね、市民へのポスター、チラシ等で周知を図り、平成20年度より特定健診・保健指導を開始した。平成20年度の実施目標を、特定健診の実施率:40%、特定保健指導の実施率:20%としている。予想される問題点として、①保健指導の質の確保とその評価、②より多くの人が受診できる体制と周知、③健康増進事業との連携 の③点をあげた。
(「平成20年度東北地区保健所長会 地域保健研究会 「特定健診・特定保健指導の取組み」報告書 」(岩手県保健所長会)に掲載)