地域づくりのキーパーソンとなっている住民が、保健師教育課程における地域アセスメント及び健康教育の企画立案演習を通じ、大学生と関わりを持つという体験をどのような機会ととらえているのかを明らかにした。その結果、地域づくりのキーパーソンは、大学生と関わりを持つという体験を、【他者のまちの見立てや提案からまちづくりへの動機が高まる】【若い世代のまちの理解が深まるサポートがしたい】【若い世代から力をもらう】機会として捉えていたことが明らかになった。本演習が含まれている科目と他の教育活動の機会を連動させながら、大学生と住民の関わりの質を高めることの重要性が示唆された。(下山田鮎美、佐藤晃子、渥美綾子)共同研究につき、本人担当部分抽出不可能。