わが国におけるCommunity-Based Participatory Researchに関する研究論文の特徴と課題-「地域共生社会」の創生に向けた地域住民と大学との協働的実践に向けて-(査読付き)
本研究では、わが国において展開されているCBPRを用いた実践活動に関する研究論文を比較することにより、それらの特徴と課題を明らかにした。その結果、CBPRを導入した地域住民、公衆衛生看護学を学ぶ学生及びそれを教授する教員の協働的実践を「地域共生社会」の創生に資するためには、研究と実践を統合したものとして展開していくための課題が示された。(下山田鮎美、佐藤晃子、渥美綾子)
感性福祉研究所年報 第23号