聴覚障害児における漢字の読み習得―小学校高学年段階で学習する漢字に着目して―
日本特殊教育学会第58回大会(福岡)
小学校高学年段階で学習する漢字において、聴覚障害児は健聴児よりも有意に低い正答率を示すことが明らかになった。その中で、聴覚障害児の方が高い正答率を示す漢字もみられ、たとえば、濁音を含まない読み、ないし一通りの読み方しか学習していない漢字の正答率が有意に高いことが示された。