「聴覚障害児における漢字の読みの習得 誤答分析による健聴児との比較を通して」
日本特殊教育学会第52回大会、高知
特別支援学校(聴覚障害)32校の小学部、中学部に在籍する聴覚障害児童生徒622名を対象に、漢字の読み習得の特徴を検討した。その結果、健聴児に比べて、漢字の読み習得に遅れがみられることが明らかになった。さらに、誤答傾向をみると「濁点の誤り」や「特殊音の誤り」を多く示し、聴覚障害児における仮名単語綴りの特徴と類似する特徴が多くみられた。P4-B10茂木成友、鄭仁豪、四日市章