「ICFによる新しい授業の創造(その1) -ICFの理念に立脚した個別の教育支援計画と個別の指導計画をベースにして-」
ICFの理念のもとで特別支援学校の授業がどのように変わっていかなければならないのかという視点から,「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」について考察した。各特別支援学校で立案されている現行の「個別の指導計画」の調査をもとに,個別目標に「参加」という視点が欠落しており,授業もICIDHの概念から脱却しきれていないこと,ICFの理念を実現するためには新学習指導要領への改訂が必要であることなどを論じた。pp.231-242.佐藤満雄・和史朗
情緒障害教育研究紀要 第24号