「養護学校場面における生徒とのコミュニケーション促進のための要件の検討-子どもの発声に対する徹底的な応答が及ぼす効果-」
肢体不自由養護学校における指導者と生徒とのコミュニケーション促進のために個別プログラムを立て,VTR記録をもとにして指導者のかかわり方を検討した。生徒の自発発声への徹底的な応答により語彙が増え,伝達性の高いことばの使用が見られるになった生徒と,形成した教示要求行動を通して,新しい知識が拡大した生徒の2事例をもとに,かかわり手の応答が生徒のコミュニケーション行動に及ぼす効果について検討した。pp.231-238仁部さおり,和 史朗
情緒障害教育研究紀要 第20号