「北条義時の発給文書」
鎌倉幕府第2代執権北条義時発給文書178通を分析し、執権(将軍家政所別当)としては、①将軍家政所下文、②関東下知状、③関東御教書・④書状を用い、守護としては⑤書下、⑥袖判得宗家奉行人奉書、得宗領主としては、④書状、⑤書下、⑦袖判下文、⑥袖判得宗家奉行人奉書というように、立場によって文書様式を使い分けている。p42-94
北条氏研究会編『北条氏発給文書の研究』勉誠出版