「『アイヌ人物図屏風』との比較を通した『異酋列像』の教材化について-『地理歴史科指導法』の実践から-」
地理歴史科の教材としてよく知られている「異酋列像」は、日本近世の四つの口における対外交流や国際環境の変化を踏まえた近世後期の政治状況を考察させるための資料として活用されている。本稿では、この「異酋列像」を本学所蔵の「アイヌ人物図屏風」と比較することで、さらに深い読み取りを行い、高等学校学習指導要領「歴史の説明」の実践例として提案した。総p.194 p.151-p.162
『東北福祉大学教職研究』2017