重症患者の正中離開創に栄養管理が有効であった1症例ーチーム医療における栄養管理の重要性ー
第19回日本創傷オストミー失禁管理学学術集会(東京)
下部消化管穿孔の術後、創感染により正中創が離開しICUにおける全身管理および創傷管理を必要とした症例において、重篤な病態における栄養管理が創傷治癒にもたらした影響について検討した。重症患者の創傷管理では、創傷の専門職と各専門職が連携を図り、チーム医療による栄養管理を実践することが重要である。石川環、日野原千速、石井光子、竹木正亘、長谷部ゆり 日本創傷オストミー失禁管理学会誌 14巻1号P95