保育士資格取得のための必修授業である「子どもと言葉」(前期)および「保育内容(言葉)の理論と方法」(後期)の中から5つの演習的な実践内容について報告し、学生が記入した学期末レポートをKHCoder(ver.3)を用いて計量テキスト分析を行った。テキストマイニングによる単語および共起回数の出現頻度の分析結果から、学生たちは、概ね楽しさ、面白さを感じながら意欲的に授業に取り組んでおり、難度の高い活動(「素話」)においても、難しさを感じる一方で、学びの多いポジティブな経験ができたと捉えている学生が多いことが示唆された。