宮城教育大学教育学部との共同研究。人とのかかわりに戸惑っている幼児(対象児)を取り上げ、対象児に対する教師の言葉かけ、教師と対象児との関係、対象児と他の幼児との関係等の視点から記録とビデオ録画を通して分析を行った。対象児に対して教師はまず信頼関係を形成するよう努め、幼児の関係性を把握する必要がある。そのためには教師間の連携、ティーム保育が不可欠である。さらに教師同士のカンファレンスも重要な役割をしていることがわかった。
pp:103~109
白石敏行・武元英夫・一條孝夫・佐藤悦朗・井上孝之・大久保とし・熊谷恭子・佐藤昭彦・平澤和嘉子・山﨑敦子