その他

基本情報

氏名 大西 孝志
氏名(カナ) オオニシ タカシ
氏名(英語) Onishi Takashi
所属 教育学部 教育学科(初等教育専攻)
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「聴覚障害教育の専門性」(16) 言語指導その2 「焼く」「ゆでる」「蒸す」

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

2026/02

発表学会等の名称

聴覚障害2025年度Vol80 通巻804号 ジアース教育新社

概要

はじめに
 「言語指導のポイントは何ですか?」。研修会で質問を受けることがあります。「経験と言葉を結び付けることです」とは答えるものの相手は分かったような分からないような顔をしています。時間がくると「お答えになっていなかったかもしれませんが」とお茶を濁して終わることもあります。
 本稿では、私はかつてこのような言語指導を行っていた、このように指導するとよかったというエピソードをお話ししたいと思います。
  
1.「焼く」「ゆでる」「蒸す」の違い
 小さな子どもの場合、まだ調理の方法に関する言葉が身に付いていないことがあります。
聾学校の子どもは小学部であっても、こんなやり取りや文章が、会話や日記の中に出てくることがあります。聾学校の教員であれば、言葉の使用の取り違えを発見したら、それを正しいものに置き換えていくという言語指導を行わなければいけません。
 日本語には「焼く、ゆでる、煮る、温める、炒める、炊く、蒸す、ふかす、煎る、焙じる」などの調理の方法を表す言葉がたくさんあります。