その他

基本情報

氏名 大西 孝志
氏名(カナ) オオニシ タカシ
氏名(英語) Onishi Takashi
所属 教育学部 教育学科(初等教育専攻)
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「ろう・難聴児の社会参加について」

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

202403

発表学会等の名称

東京都立ろう学校PTA連合会会報「ろう学校」10号

概要

はじめに、子どもたちや私たちをとりまく学校の現状について紹介します。これは去年と今年の全国ろう学校の動きをまとめたものです。
令和4年度、昨年度ですね。ろう学校は二つの学校が校名と設置形態の変更をしました。一つは、新潟聾学校が新潟県立新潟よつば学園に変わりました。新潟校は、ろう学校も盲学校も、校舎が古く、新築しなければいけないことになったのですが、少人数化に伴い、2校を合わせて、一つの学校にし、施設設備を充実させました。新潟ろう学校は、すでに知的障害部門を併置し、知的障害の高等部の生徒がいました。聾学校高等部に知的の高等部のクラスがありました。それに盲学校を統合することによって、知的障害、視覚障害、聴覚障害と3障害が一緒に学ぶことになりました。視覚・聴覚・知的障害と地域のみんな、ということで「よつば学園」になりました。
次に立川学園です。東京都が知的障害児の学びの場を確保するために設置した学校です。これまであった立川ろう学校の寄宿舎の跡地に、知的の子どもたちの校舎を作って、立川学園となりました。
今年度(令和5年度)は、ろう学校としては非常に珍しいことですが、新しい学校が一つできました。分校ですが千種聾学校のひがしうら校舎です。知多半島にある学校です。この場所から名古屋市内への通学は大変ということで、幼稚部3学級、小学部8学級を想定して新しい学校がつくられました。募集をかけると幼稚部はそれより多くなって4学級、小学部もできました。これから少しずつ増えて行くと思います。
和歌山の南紀支援学校・はまゆう支援学校も校舎が古くなって統合、南紀はまゆう支援学校となりました。ここは知的障害、肢体不自由、聴覚障害と3つの障害種が入った学校です。