個に応じた支援が必要な子どもたち
先日、2022年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」で小・中学校、高校と特別支援学校のいじめの認知件数が約68万件、不登校の小・中学生は約30万人と、いずれも過去最多であることが公表されました。
特別支援学校、特別支援学級、通級による指導を受けている義務教育段階の子どもが60万人弱ですので、この人数はけっして少数ではありません。子ども百人あたりの不登校の人数は小・中学校合わせて約3人となっており、30人規模の学級であれば1名程度の不登校の子どもが在籍しているということになります。