東京都、関東地区聾学校PTA連合会会報に掲載。2022年11月に行ったハイブリット研修会の内容を文章化したもの。
子どもの思考力を伸ばすためには、家庭・学校でどのようなかかわりをするとよいのかについて具体k例を挙げて解説。
以下、一部抜粋。
今日は子どもの思考力をのばすかかわりというテーマで、演習も取り入れながら話を進めます。
ひとつの教室にこれだけたくさんパソコンやモニターが入っているというのは最近のことですね。私が教員になったときは、誰も携帯電話を持っていませんでしたし、パソコンも職員室にはありませんでした。昭和ですからワープロの時代でした。現代は、GIGAスクール構想が始まりすべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現が学校教育で狙っていくこととなっています。個別最適な学びにはICTの活用というのも効果的です。
協働的な学びは他者とのコミュニケーションを通しておこなう対話的な学びです。GIGAスクール構想は、学習指導要領が改訂後、コロナ禍があって、予定より2年早く進みました。ICT活用と個別最適な学び、主体的・対話的、協働的な学びは、後でも出てくるので覚えておいてください。