「通級による指導のこれから」～担当教員の基礎定数化の先にあるもの～

ＮＰＯ法人全国ことばを育む会会報「ことば２８７号」

本年４月、軽度の障害がある子どもたちのための通級による指導や外国人児童生徒等への特別な指導に必要な教員については､これまでの「加配定数」による教員の配置ではなく、対象児童生徒数に応じた基礎定数による配置へ転換し､指導体制を安定的に確保するための制度の改正が行われました。本稿では、現時点の通級による指導の教員配置の仕組み、制度の改正及びそれによって何が変わるのか、また、関係者が、これから考えていかねばならないことについて解説した。
総p.17 pp4-11