「障害のある子供の教育的ニーズを踏まえた指導の工夫~聴覚障害のある児童の指導事例を通して~」
東洋館出版社「初等教育資料」1月号
聴覚障害は外見からは、分かりにくい障害である。特に小学校の通常の学級に在籍している、軽度・中等度難聴の子供及び高出力の補聴器等を活用し、静かな環境下で会話が成立する程度の聴覚障害の子供の場合、「分かっているだろう」という思い込みにより、十分な配慮がなされていないことが多い。このことを踏まえ、聴覚に障害がある子供が、学習場面等で、どのようなことに困っているのかについて事例をあげ、教員が授業を進める際には、どのような配慮を行えばよいのかについて解説。78-81