「古代から中世へ――行基像の変容とその思想的意味――」(招待有)
奈良時代の僧・行基が文殊化身説について、『日本霊異記』『三宝絵』所収の説話の比較・検討を中心とした分析を通じて、古代から中世における行基のイメージが〈懺悔・滅罪〉から〈救済〉へと展開した可能性について検討した。3-9
『日本思想史学』第51号(日本思想史学会)