「三年間の臨地実習における学生-患者間の対人距離の変化」
看護短大3年次生80名を対象に、看護学生が3年間に行う臨地実習における、学生-患者の対人距離の変化を調査し、変化の要因を考察した。3年次の実習における1週目の「実際の距離」と「理想の距離」の差は5cm以内で、1日目に比べ有意に縮小しており、その後、2週目まで変化はなかった。また、3年間の変化では、2年次では1年次より患者との距離が長くなり、3年次には1年次と同じになっていることが分かった。p.65-72渡邊生恵、柏倉栄子、 杉山敏子
『東北大学医学部保健学科紀要』14巻2号