「看護職の離職意向における職業コミットメントと健康指標の交互作用」
第35回日本看護科学学会学術集会 口演発表(広島県・広島国際会議場)
西日本に所在するA系列病院看護職全数11,171名を対象として、無記名自記式質問紙調査を実施し、そのうち505名を分析対象とした。情緒的職業コミットメント・功利的職業コミットメントが高いと離職意向が下がっていたが、交互作用を検討すると、精神健康が低い場合、蓄積疲労が高い場合は、それぞれ情緒的職業コミットメント・功利的職業コミットメントが高くても、離職意向が上がることが明らかになった。(共著者:朝倉 京子、富永 真己、佐藤 みほ、渡邊 生恵)