「睡眠時間と要介護認定・死亡リスクに関する前向きコホート研究:鶴ケ谷プロジェクト」
第21回日本疫学会学術集会口演発表(北海道・北海道民活動振興センター)
仙台市内における70歳以上の地域住民を対象にした前向きコホート研究において、追跡期間6年間、解析対象者820名について、睡眠時間と要介護認定および死亡リスクとの関連を報告した。男性では、総睡眠時間、夜間睡眠時間が長いほどリスクが有意に上昇したが、日中睡眠の有無では関連がなかった。女性では、日中睡眠なし群と比較し、あり群で有意にリスクが上昇した。(共著者:柿崎真沙子、上川康貴、中谷直樹、 曽根稔雅、遠又靖丈、坪谷透、渡邊生恵、寳澤篤、栗山進一、辻一郎)