「家庭血圧測定の現状に関する調査:保健師の実践と意識」
第68回日本公衆衛生学会総会 示説発表(奈良県・奈良県文化会館)
宮城県内の看護職者6374名を対象に、家庭血圧測定に関する認識および実践についての調査を行い、職能による違いについて報告した。保健師の資格を有していても、勤務先によって、家庭血圧と外来随時血圧の重要性に対する認識は異なっていた。また、行政機関に勤務する者では、家庭血圧測定に関する認識が高かった。しかしながら、全体として家庭血圧に関する知識は不十分であり、今後適切な認識・理解の普及の必要性が示唆された。(共著者:渡邊生恵、小原拓、大久保孝義、丸山良子、今井潤)