「夜間の病棟内の音の発生と睡眠への影響」
第35回日本看護研究学会学術集会 示説発表(神奈川県・パシフィコ横浜)
夜間の外科病棟と内科病棟の音の大きさを騒音計で測定した。また、ICレコーダーによって音の原因の特定を行い、その相関を検討した。また、当日の睡眠状態を同室者にインタビューし、音の関連性を検討した。内科系病棟では42~47dB、外科系病棟で40~45 dBであり、内科系で患者の重症度が高かったことが原因と考えられた。60dB以上の音は患者の動作が発生源であることが多かった。また患者が気になる音としては、救急車のサイレンやナースコールの音があがっていた。(共著者:藤沼陽、渡邊生恵、杉山敏子)