急性期の成人看護実習における患者-学生間の対人距離の変化

周手術期で急性期にあるがん患者を中心とする成人看護実習における学生の患者に対する対人認知および他者意識の対人距離との関係について検討した。結果，初対面時と最終対面時の患者-学生間の対人距離は，最終対面時に短縮する傾向にあった。また，最終対面時で，内的他者意識の得点の高低による対人距離に違いが見られた。
165-172頁
柏倉栄子，石田眞知子，杉山敏子，渡邊生恵

東北大医保健学科紀要13巻