基礎看護実習Ⅰ・Ⅱにおける学生-患者間の対人距離の変化
学生と患者との距離の変化,学生の不安水準による距離への影響を調査し,基礎Ⅰと基礎Ⅱの結果を比較した。結果,基礎Ⅰでは,不安の評価段階が小さいほど患者と実施の距離が小さい傾向がみられたが,基礎Ⅱにおいては,特性不安の大きさによる実際・理想の距離への影響はみられなかった。基礎Ⅱでは,学生-患者間の距離は,実際・理想とも基礎Ⅰよりも大きかった。245-252頁渡邊生恵,杉山敏子,柏倉栄子,田多英興
東北大医短部紀要11巻