「重度要介護高齢者の在宅生活の長期継続に関連する要因」(査読付き)
重度要介護高齢者の在宅生活の長期継続を可能にする要因を明らかにするため、愛知県内の居宅介護支援事業所利用者のうち「在宅で長期介護を受けている重度要介護者」(n=325)と「在宅から施設入所した重度要介護者」(n=102)の在宅時の状況を比較した。「日中の同居者」がいること、「家族関係」が良いこと、介護者の身体的負担が軽いこと、在宅継続への本人及び家族の希望が強いことが長期継続の確率を高めていた。石附敬、和気純子、遠藤英俊
『老年社会科学』31(2)、359-365 (日本老年社会科学会)