「重度要介護高齢者のサービス利用要因-長期在宅者と施設入所者の比較-」(査読付き)
愛知県内の居宅介護支援事業所利用者のうち、3年以上の在宅介護を受けている者(325人)と過去3ヶ月以内に施設入所した者(102人)について、在宅時のサービス利用実態と利用要因の分析を行った。施設入所者は長期在宅者よりもサービス利用率が有意に高く、サービス利用パターンが通所系と短期入所に集中する一方、長期在宅者はサービス間に利用の偏りが少ないことが判明した。石附敬、和気純子
『社会福祉学』51(2)、57-69(日本社会福祉学会)