「重度要介護高齢者の在宅介護を長期に継続する要因-家族介護者インタビューの質的分析-」
介護保険の要介護度4以上の高齢者(以下重度要介護高齢者)を在宅で長期に介護している家族介護者に対するインタビューを基に、在宅介護の長期継続の諸要因と、それらの要因の役割を質的に理解することを目的とした。重度要介護高齢者を在宅で3年以上介護している家族介護者6名に対し、個別に半構造化面接法によるインタビューを実施し、得られたデータを基に修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析を行った。pp.1-18
『東北福祉大学研究紀要』40