「国語科指導法における学生の意識変化と課題 -段階的な学習指導案作成プロセスに模擬授業を組み込むことを通して-」
国語科指導法の授業においてグループワークを多く取り入れた段階的な学習指導案作成指導と模擬授業を行い,学生の意識の変容と課題を洗い出した。方法は初回指導案と模擬授業を経た最終指導案との比較,最も多くの気付きを得た事柄のキーワード分析,初回及び最終回のルーブリック評価分析の3つを試みた。指導案上に認められた変容は気付きを得た事柄とほぼ同様の傾向であり,ルーブリック評価結果も全項目で有意に増えたことが明らかになった。
東北福祉大学教職課程支援室『教職研究2019』