「運動誘発盲により消失した視覚意識を復活させる短バースト音」
本研究では、運動誘発盲において視覚刺激が消失した直後に短い持続時間の聴覚刺激を呈示することで、消失した視覚刺激が再び現れて見えることを見出した。この現象を頑健に得るには、聴覚刺激の音圧レベルが暗騒音よりも25dB以上高い聴覚刺激を視覚刺激と同方向に1回以上呈示する必要があることが分かった。総p.6, 108(179), pp.29-34柴田理瑛、河地庸介、矢入聡、岩谷幸雄、行場次朗、鈴木陽一
電子情報通信学会技術研究報告